【XSR125】125ccでこの外観は反則 10,000kmレビュー

オートバイ

こんにちは、ゆうめるんです。乗り物大好きなのでオートバイも所有しておりまして、Youtubeには動画投稿しておりました。発売日に動画投稿をして早半年が経ちまして通勤で使用しておりましたらもう1万キロを迎えたのでオーナーズレビューとして経過レビューを投稿します。

XSR125の特徴

これは淡路島ライドしたときの‘XSR125 大きくてもジェノバライン乗れます。いえーい!

まずは特徴からお話します。アジア向けXSR155、ヨーロッパ向けXSR125のどちらがでるか心待ちにしていた私。やはり日本の免許事情に合わせて日本国内向けモデル125ccモデルで登場しました。XSR125は本格的なネオレトロスタイルを安価に楽しめるモデルとして非常に魅力的です!

魅力的な特徴は下記

  • 意匠が凝らされたXSRシリーズのネオレトロな外観
  • パワフル、欧州免許制度最大馬力(11kW/15ps)
  • 息継ぎ感のないVVA採用エンジン
  • 楽々A&Sクラッチ
  • 高身長でもゆったりフルサイズ相当サイズのバイク(よく分かってない)
  • ライダーへのおもてなし円形メーター
  • 大きいけど軽い(137kg)

あんまりバイク業界を知らないので感覚的な説明ばかりになりますが、個人的に不足がないと思います。今回私は通勤号としての評価をしていくので、スクーターを乗りたくないけれど125cc縛りでバイク選びをしている人は是非引き続き見て欲しいです。

XSR125の詳細スペック(他社同車格比較で気付いた所)

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/xsr125/feature.html YAMAHA HPより引用

詳細スペックは私が無知ゆえにYAMAHAのホームページを見てください。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/xsr125/spec.html

敢えてのSOHC

洗車してないのばれる写真です。早くもエキマニ錆びてきてしまいました。

同車格帯に国産であればホンダのCB125R、スズキのGSX-S125がありますが、2車種ともDOHC。よく分かってない自分でもSOHCは低回転向け、DOHCは高回転向けという初心者の受け売りみたいな知識では知っています。XSR125はSOHCを採用していて、発進からの中加速を特に重視して作っているのだろうと思います。

実際に乗っていても、1速クラッチが完全に繋がってからの加速も危なさを感じる程はないですが、しっかりと進んでいくようには感じます。2速・3速と繋げていっても低回転で巡行するまでの常識的な加速でも遅さは感じませんでした。

A&Sクラッチ、可変バルブを装備

実際の使用感のレビューの際に再述しますが、滅茶苦茶運転が下手な私でも何となくショックが少なくシフト操作ができます。これだけで個人的には神。可変バルブはよく分かってませんが、どの回転数でスロットルを捻っても息継ぎ感がなく加速していけるように感じるのでたぶん効果があるのだろうとおもいます。

トルクは他社より1N・m強い

乗り比べた訳ではありませんが、他社2車種が11N・mに対しXSR125は12N・m。トルクが1割弱増しと言えば小排気量は大きな性能差だと言える。実際乗っていて4速までの加速力に対して不満を持った事がない。

公称燃費も頭一つ抜けている

設計が新しくいたちごっこではあると思いますが、前述車種達と比べて国交省届出の測定タイプは60.3km/L、WMTCモードで49.4km/L。実際に使って感想を述べるのでここは短く公称値のみお伝えします。

XSR125を語るにはとにかく外観、パーツの質感の高さ

XSR125を語るにはとにかく外観デザインですね。意匠が125ccクラスと思えない程レベルが高いので沢山お話したいです。XSRシリーズにはXSR900、XSR700という兄貴分が居て、同じくネオレトロな外観と質感の高いパーツが車体全体に奢られています。

XSR900からの乗り換えだったが、開口一言「一緒やん」

そう、一緒と思うほど似てます。凄いことですよ。タンクカバーのブラッシュ加工的なものはXSR900にはあって、125にはありません。ただ、ライトステー部分の金属の感じだったり、シート下のくり抜かれたプレート等も900と同じく付いているので非常に嬉しいです。もっと全体的にコストカットでプラスチックまみれになると思っていましたが、ヤマハが頑張ってくれていると感じますね。

XSR900くそかっけぇな。買い戻したい。

LEDヘッドライトは900より上位的な装備

ヘッドライトの真ん中にXSRのロゴ。これはXSR900にはなかったし、LEDですらありませんでした。それが純正でここまでカッコイイLEDライトを装備してくれるなんてヤマハ最高だぜ!しかも、ロービームもハイビームもめっちゃ明るい。あ、現行新型はLEDになりましたけどね!

後ろのテールランプはXSR900もLEDだったが、粒粒していました。125版は手前にカバーで優しい光となって個人的には125版の方が好みです。

デルタボックスもデザインとして捉えるとすごい考えられている

125ccのスポーツバイクで嫌に思う瞬間が、フレームからエンジンが離れているように見える事があります。スカスカだったりして塊感がなくカッコよく見えないと思うのです。それがXSR125にはありません。完全にないというと嘘にはなるが、人間の普段の目線から見ると塊感があってエンジンとフレームの密着感があって非常に格好いいと思います。ローアングルだとちょっと離れて見えるのもお伝えしておきます。

メーター丸形は高見えする

多少の視認性より、レトロ感の世界観を守るべく円形メーターを採用しています。様々な項目が詰め込まれていてお世辞にも見やすいといえませんが、ユーザーとしては分かる程度には視認は出来ます。ただ、安いandroidタブレットのような液晶の発光場所から保護層があまりにも遠いせいで反射が酷いのはいただけないと思いますね。

高性能バイクを感じさせる倒立フォーク

車体のマスの集中化が何かとバイクは意識されているが、デザイン的にも纏まりができてカッコよく感じると勝手に思っています。その中でも倒立フォークを採用しているバイクは問答無用でイケメン認定してます。機能面では調整機構等はありませんが、前サスペンションに関しては乗り心地の不満は無いのでこれからもそのまま使います。

といった感じでこのバイクの買う理由の8割を占めそうな外観を語らせていただきましたが、デメリットもあります。それは乗ったら外観が見れないという事。こんなつらい事があっていいのか!!!良い。

実燃費は平均47.16km/L

国土交通省届け出のものには及びませんでした。毎日の通勤の距離が往復約60km走っており、10日間出勤した帰りに給油しているスタイルです。トリップメーターでも440kmを越えてくると警告灯が作動して、そこから2日走れば給油しているのでタンク容量10Lに対して航続距離は約500kmです。私の環境下では通り道に信号が数えるほどしかありませんが、通勤快速号としてぶっ飛ばしまくりなのでちょっと悪いかも?

日付距離給油量燃費
5/23494.8km10.00L49.48km/L
6/5488.0km9.86L49.49km/L
6/13376.4km8.85L42.53km/L
平均47.16km/L

10,000km走行を経験し、不満点も勿論あり〼

外観はもうベタ褒めの領域ですが、外観を極めすぎると実用性や他のところにしわ寄せがきているのも事実です。どんな所が残念に感じたのか語っていきます。

メーターの反射、構造上改善不能

奥行きを感じつ液晶と不細工な私

液晶に表示される層と画面の一番手前がなぜか数センチ離れていて、中で反射するせいで非常に見づらいです。Youtubeに投稿した際は保護フィルムが悪さしているんだとコメントを頂きましたが、そうじゃないんです。安いandroidタブレットを使ったことがある人ならわかってくれると思います。逆に夜は反転液晶のお陰でまぶしく感じず非常に快適に視認することができます。

法定速度内だとサスペンションの硬さが目立つ

恐らくアジア向け設計という意味では2人乗りベースのサスペンションの設計なんじゃないかと思います。欧州向けという意味では欧米人向けの体重計算をしているのではないでしょうか。それのせいで日本向けのローカライズはしてないんじゃないかと思えるほど硬く幹線道路の段差で尻が跳ねる程硬いです。10,000km走ってサスペンションの馴染みが出た筈ですが、感想は変わずじまい。しかし、ある条件を満たすと印象が良くなります。

それは速度○○すると硬さは気にならなくなってスポーティーなサスペンションへと変貌。私の通勤経路では流れが良すぎて法定速度+25km/hで流れていることが多く、○5km/h位で流れていると非常に良くサスペンションが動いてくれるのを感じられます。ダメだけどね。

ミラーは完全に原付二種、私は変えた。

ミラーはスクーター用をそのまま付けたような安っぽい質感でした。なるべく50万円という値段設定から離れないように諦めた部分なんだと非常に感じさせる一品です。

私は耐えられなかったのでバーエンドミラーに変更しました。純正のバーエンドにはカウンターウェイトが入っていたのでハンドルの振動の特性が変わってまた難儀しているのは内緒です。

Youtubeにて5つの不満を上げたうちの2つ、足付き性能は自分には不満と思っておらず今回は記事として取り上げません。坂道性能は4速を積極的に使い5速で調整。6速は平坦及び燃費走行のためのギアだと認識しています。大型バイクの様に排気量譲りのトルクで全部賄うみたいなずぼら走行は厳しそうです。

高くても良いものに出会えた。これが本当のコスパ。

5,000km走った際、購入店にて点検を行ってもらいました。その際に、代車として125ccのATスクーターを借りました。この時にXSR125は安定感抜群でかつ、走りがよくエンジンが非常にパワフルなんだと再認識させられました。人生で初めてスクーターに乗ったので超絶怖かったというのもありましたが、ニーグリップ出来ない怖さ・フレームのヨレ感が半端ない。物のジャンルが違うのもありますが新車でもスクーターは25万円で購入する事が出来ますので、その倍の50万という価格が高いとは思いませんでした。パワフルさって結構だいじ。

これはグロムを借りたときの写真 私には合いませんでした。

また、XSR125は排気量にしては非常に大きな車体を有しています。グロムやモンキーなどのミニバイクがどちらかというと主流になっていると思うのですが、個人的にはXSR派。小さいと姿勢の柔軟さが不足していて非常に疲れやすいと思います。また、私の使い方そのものが通勤用としてのバイクなので大きいバイクの方がゆったりとした走行姿勢が取ることが出来るという面で非常に評価が高いです。

今回は話の纏まりもなく、だらだらと書き連ねるだけのレビューでしたがいかがでしたでしょうか?文章力を向上する為のトレーニングとしてこれからも経過レビューは積極的に投稿していきますので応援よろしくお願いします!それでは、バイバイ!

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