タイトルが結論です。こんにちは程々生活ことゆうめるんです。本日はバイク旅の帰りに寄った、中古自転車販売店でお安く購入できたサドルが付けられなかったお話をしていきます。悲しい。
今回紹介するのは第2世代目です。現行モデルは第3世代となりますので、カーボンレールは業界基準(7x9mm)に合わせられていますので、ご安心ください。第2世代の形状が気に入っていてリアクトにカーボンレール仕様で中古で探している方なんかに響く記事となると思います。
読者層が狭すぎる?言うな!!!
フィジーク ALIANTE R3 BRAIDED

先述しましたが、ALIANTEには世代があります。今回紹介するのは第2世代目です。2014年に第2世代が発表されたものになります。当時のFizikのロードバイク向けサドルには、3種類の形状があります。ANTARESやARIONE、そして今回紹介するALIANTEです。

サドルの立ち位置的には骨盤があんまり動かない人(身体が硬い人)向けでエンデュランス及び快適性を謳うサドルになります。
名称 | レール素材 | 希望小売価格(内税込み表記 |
ALIANTE R1 | カーボン(公称7x9mm) | 33,310円(36,641円) |
ALIANTE R3 BRAIDED | カーボン(公称7x9mm) | 24,550円(27,005円) |
ALIANTE R3 k:ium | k:ium(金属) | 20,340円(22,374円) |
ALIANTE R5 k:ium | k:ium(金属) | 17,530円(19,283円) |

今回購入したの上から2番目のALIANTE R3 BRAIDED。中古価格で9,000円程で購入しました。
旅の帰りに見つけた、リアクトにいいじゃん!(即購入)

XSR125で和歌山旅行の帰りに、中古自転車販売店であるバイチャリにて偶然の遭遇。元々このモデルのサドルを探していて、リアクトの車体が青という事もあって何かの運命と感じて購入しました。勿論即購入です。
付けられないリアクト400

はい。私の愛車こと、RECTO400 2015には付けることが出来ませんでした。メリダの櫓の完成度の高さ故に、Fizikの適当さ加減にしてやられてしまったのです。
リアクトの櫓は1つのパーツで2種類(金属・カーボン)のレールに対応

MERIDA REACTO400に採用されているシートポストの櫓部分は、金属レールとカーボンレールで部品を上下方向に変えることが出来ます。他社のシートポストだと、カーボンレール用に対応するには櫓の部品交換やシートポスト自体を交換する必要なものもあるので非常に良心的と言える構造になっています。品質も良く、ガタつかないようにしっかりとした”精度”が出ている櫓になっている訳です。
これが、Fizikの適当さと組み合わさるとこんな事になってしまうのです。メインドインイタリは正直嫌いです。
ん?付かないぞ。

間違いなく、カーボンレール用の櫓仕様に変更しているのに、明らかにハマりません。なんでやねん!破断が怖いながらも、プラスチックハンマーでそれなりに強い力で叩き込む作戦でやってみましたが残念ながら入りません。
原因は業界から逸脱したカーボンレールのサイズ
カーボンレールに布巻いてんじゃねぇか!

摩擦力を向上させて固定力を確保する構造の為なのかは不明ですが、布の様な素材が巻いているものが正規品の証というのは有名な話。今回はまさかの正規品が寸法狂いで入らないという正直者が馬鹿を見るようなケースに出くわした訳ですね。
実測値は約10mmだから入らない
ノギスがあればレビュー記事らしい正確な寸法を測る事が出来ますが、家庭用のメジャーで計測しました。10mm寄りの9mmみたいなふざけた測り方ですが、もう目視で太いのですよ。その為入らないのですね。
削る?捲る?あかん。
カーボン素材は繊維です。削るはご法度です。削って割れてサドルがお尻に刺さりケツ穴確定です。それはまずい、という事で形状的に自分のサドルサドルになれないのでした。金属レール版を買うしかないのです。Fizikのサドルが使えないのは非常に辛い。
サドル探しの旅へ
という事で、リアクトに似合いそうなサドルを入手したものの付けられなかった訳です。無念。
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